1級管工事施工実地試験問題No.3(主に空調・衛生)

出題の内容 (参考NOTE)
13 屋上設置の冷却塔の留意項目2つ記述。

@高置水槽から水の供給を受ける場合、最低水位の水位差を3m以上確保する。
A地震や振動による破損防止のため、補給水管等にはフレキシブルジョイントを使用して接続する。
12 各種の図の意味(5題)

(1)ポンプ性能曲線図の軸動力曲線
(2)速度(回転数)制御方式の風量曲線図
(3)マフラー形消音器消音曲線図
(4)排水管用ねじ込み式継手図
(5)オーガスト乾湿計図
11 配管施工用語5題の穴埋め問題 (1)ろう付け冷媒配管では酸化防止のために窒素ガス等を通して行う。
(2)排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合では、排水鋼管用可とう継手(MDジョイント)を使用する。
(3)蒸気管の横走り管を下方から支持する場合、ローラ金物等を使用する。
(4)100oを超える鋳鉄管の排水立て管の固定支持箇所は最下階の床とする。
(5)複式伸縮継手は、継手本体を固定し、継手近くの配管にガイドを設ける。
10 (1)パッケージ形空気調和機の排水管接続図
(2)高層建物の排水立て管の支持図
(3)ダクトの分岐図
(4)飲料水高置タンクの配管接続口の位置図
(5)防火区画の壁を貫通する空調用ダクトのすき間の処理図
(1)→ドレンパンを使用した間接排水とする。
(2)→最下階の床で固定支持する。
(3)→風量調整ダンパー(VD)は、分岐風量比に影響しないよう分岐部分に直角に設置する。
(4)→揚水管を上方に、オーバーフロー管を下方に設置し、所定の吐水口空間を確保する。
(5)→防火区画貫通部はロックウール施工の上、モルタル充填する。
(1)鋼管の溶接接合要領図
(2)防火ダンパーの取付要領図
(3)重量機器のアンカーボルトの取付要領図
(4)多翼送風機の承認図
(5)湯沸器の排気筒取付要領図
(1)→開先加工の上、適切なルート間隔を確保する。
(2)→防火ダンパー取付部のダクトの厚さは1.5o以上とする。
(3)→アンカーボルトは、床スラブの鉄筋に緊結する。
(4)→作動点は圧力曲線の右下がりの部分か、圧力曲線内部とする。
(5)→ガス湯沸器の排気筒には防火ダンパー(FD)を取り付けない。
事務所ビルの給・排水通気管系統図の改善すべき場所の図示と改善理由
(1)雑用水と上水の高置水槽の接合
(2)高置水槽と冷却塔の水位差
(3)通気立て管の排水立て管への接合場所
(4)大便器の通気管の設置高さ
(5)ループ通気管の取り出し場所
(1)→クロスコネクション
(2)→高置水槽側を3m程度高くする。
(3)→最低位の排水横枝管の接合箇所のさらに下方とする。
(4)→あふれ面から150o以上上方を横走りさせた上で通気立て管に接続する。
(5)→最上流の器具排水管が接続された下流直後から立ち上げる。
機器据付時のアンカーボルト1本にかかる引張力及びせん断力の計算。 (計算式を記憶していることが条件)
異種配管の接続5題。継手の名称から、配管名称の組合せを答える。
(1)GS継手
(2)LY継手
(3)VS継手
(4)絶縁フランジ
(5)絶縁ユニオン
(1)GS継手は鋳鉄管と鋼管の接合用継手である。
(2)LY継手は鋳鉄管と鉛管の継手である。なお、Lは鉛管の意味である。
(3)VS継手は鋳鉄管と硬質塩化ビニル管の継手である。
(4)絶縁フランジは鋼管とステンレス鋼管の継手である。なお、口径変更があるとステンレスレジューサを使用する。
(5)絶縁ユニオンは、鋼管と銅管のユニオン継手である。
施工要領図を見て適切か否かを判断し、不適切なものは理由を記述。
(1)吹出口上部シャッターの取付
(2)ダクトの拡大及び縮小
(3)送風機吐出側ダクト
(4)湯沸器の排気筒
(5)防火ダンパーの取付
(1)吹出口上部シャッターは、ダクト末端部を除いて、通風方向と逆方向に開口する。
(2)ダクトの拡大は15°以内、縮小は30°以内とする。
(3)送風機吐出側ダクトは、送風機の羽根の回転方向とダクトの曲げ方向を同一方向とする。
(4)ガス湯沸器の排気筒には防火ダンパーを設置しない。
(5)防火ダンパーは、天井から吊りボルトにより堅固に吊り下げる。
往復動冷凍機(水冷式)の安全装置
(1)安全装置差動じの異常発生箇所を答える。
(2)安全装置が作動する代表的な原因を答える。
(1)往復動冷凍機の高圧リレーは、凝縮器等の詰まりがあると圧縮機を停止させる。
(2)往復動冷凍機の低圧リレーは、蒸発器内の圧力が下がりすぎると圧縮機を停止させる。
(3)断水リレーは、冷却水配管内の水が減少しすぎると圧縮機を停止させる。
(4)油圧リレーは、圧縮機内の潤滑油が減少しすぎると圧縮機を停止させる。
(5)吹出ガスサーモスタットは、圧縮機内の吹出ガス温度が上がりすぎた場合に圧縮機を停止させる。
測定対象と測定器具の組合せが適切か否かを答え、不適切なものは適切な器具名を答える。(5題) (1)ダクト内風速は、ピトー管等を使用する。
(2)アネモ形吹出口の風量は、熱線風速計等を使用する。
(3)室内気流の速さは、カタ温度計等を使用する。
(4)室内温湿度測定は、アスマン通風乾湿球温度計等を使用する。
(5)室内浮遊粉じん量測定は、デジタル粉じん計や低流量重量法を使用する。
ポンプ回り配管が適切か否かを答え、不適切なものは理由を記述。
(1)吸込み管の水平部分
(2)吐出側に取り付ける仕切り弁及び逆止弁
(3)圧力計と連成計の設置位置
(4)2台のポンプの並列設置
(5)密閉回路の吐出側配管
(1)吸込み管の水平部分は、ポンプに向かって先上がり勾配とする。
(2)吐出側に取り付ける仕切り弁及び逆止弁は、ポンプに近接して設ける。
(3)ポンプの吸込み側に連成計を、吐出側に圧力計を設ける。
(4)開放回路に2台のポンプを並列に設ける場合は、吸込み管をそれぞれ個別に設ける。
(5)密閉回路の吐出側配管は、逆流の恐れがないので逆止弁を設けない。
配管工事の施工の穴埋め問題(5題) (1)静水頭40m以上の給水管には、ウォーターハンマー防止のため、エアチャンバーを設ける。
(2)蒸気主管の末端など凝縮水がたまりやすい箇所には管末トラップを設ける。
(3)自動空気抜き弁は、管内の圧力が正圧になる部分に取り付ける。
(4)銅管及びステンレス鋼鋼管に取り付ける仕切り弁は、弁棒を脱亜鉛腐食を起こさない青銅などの材質とする。
(5)貯油槽、オイルサービスタンクの通気管は、上り勾配で配管し、また、最小管径は、30(32)o以上とし先端に引火防止装置を設ける。ただし、貯蔵量は指定数量以上とし、簡易貯蔵タンクは除く。