1級管工事施工実地試験問題No.2(主に空調設備)

出題の内容 (参考NOTE)
13 トラップの封水が破れる原因2つ記述

@自己サイホン作用は器具排水の勢いが良すぎて破封。対策は器具排水口からトラップウェアまでの垂直距離を600o以下とする。
A誘導サイホン作用は、上階からの排水の影響で排水立て管内が負圧となり、封水が吸い込まれて破封。対策は通気管を確実に取る。
12 空調・衛生の施工要領図の問題
(1)湯沸器の排気筒設置図
(2)冷温水管の工房吊り図
(3)厨房排気ダクト図
(4)冷温水コイル廻り配管図
(5)防振基礎上の冷温水ポンプ廻り配管図
(1)ガス排気筒の途中に防火ダンパー(FD)を取り付けてはならない。
(2)冷温水管を直接つりボルトで吊る場合は、吊りボルトの下方150o程度を保温材で覆う。
(3)厨房の排気は、空調系統の排気と混合せずに単独に立ち上げる。
(4)冷温水コイルは、下から入り上から出るように配管する。
(5)ポンプ配管には防振継手を使用し、ポンプ架台が横ずれしないようストッパーボルトを設置。
11 (1)冷温水管系統図
(2)冷却水の温度制御図
(3)空調ダクト図
(4)浴室の排気ダクト図 
(5)ボイラー室の機器設置図
(1)圧力管理を考慮し、1つの冷温水配管系等には1つの膨張タンクを設ける。
(2)電動3方弁は直焚吸収冷温水機側ではなく冷却塔入口側に取り付ける
(3)エルボの内側半径はダクト幅の半分以上とし、吹出口からの吹出風量をバランスさせるため、天井付き吹出口等に変更する。
(4)排気ダクトの送風機はダクトの最下流側とし、ドレン発生防止のためダクトに凹部を作らない。
(5)ボイラーと液体燃料タンクの間隔は2m以上とする。
10 (1)蒸気横走り管からの放熱器枝管の分岐方法
(2)冷温水配管をポンプに接続するとき、配管の振動を低減させる方法
(3)オイルサービスタンクに接続する油配管の地震時における破断防止対策
(4)保温を施さない長方形ダクトの補強方法
(5)亜鉛鉄板製の換気ダクトの塗装下地処理方法
(1)→スイベルジョイント
(2)→防振継手
(3)→フレキシブルジョイント
(4)→ダイヤモンドブレーキ
(5)→エッチングプライマー
(1)冷水配管の支持部の結露防止対策
(2)蒸気横走り管の支持方法
(3)冷温水配管の防火区画貫通部の処理方法
(4)冷媒配管の銅管ろう付け接合における管内面酸化防止対策
(5)排気ダクトを接続する排気ガラリの風切り音の低減対策
(1)→支持受けを利用して保温材ごと吊るか、直接冷温水管を吊りボルトで吊る場合は吊りボルトの下方150oを保温材で保温する。
(2)→受けローラーを使用して支持する。
(3)→ロックウールを巻いた上でモルタル充填する。
(4)→酸素を遮断するため、窒素ガス等を流してろう付けする。
(5)→風速を下げ、ダクトとの拡大・縮小時の角度を小さくする。
(品質管理図)
(1)特定の結果と原因計との関係を系統的に表した図
(2)測定値の存在する範囲をいくつかの区間に分けた場合、各区間を底辺とし、その区間に属する測定値の出現度数に比例する面積をもつ柱(長方形)を並べた図
(3)2変数を横軸と縦軸に取り、測定点を打点して作る図
(4)項目別に層別して、出現度数の大きさを並べるとともに、累積和を示した図
(5)工程が安定な状態であるかどうかを調べるため、又は、工程を安定な状態に保持するために用いる図
(1)→特性要因図
(2)→ヒストグラム
(3)→散布図
(4)→パレート図
(5)→管理図
設備機能上好ましい図を選び、その理由を記述。
(1)吹出口の天井からの離れ
(2)分岐直前ダンパーの取付け
(3)ダンパーの取付位置
(4)冷温水コイル回りの配管
(5)蒸気主管からの分岐配管(下向き給気)
(1)ユニバーサル形吹出口は、天井面の汚れを防止するため、天井から150o以上離す。
(2)ダクト内の分岐直前場所に設ける風量調整ダンパーは、分岐風量比を変えないよう、分岐方向に対して直角に設置する。
(3)風量調整ダンパーは騒音源となるので、消音エルボの上流側に設置する。
(4)冷温水コイルは、湯が上昇しやすいように下方から入れて上方から出す。
(5)蒸気主管から下向き給気する場合は、ドレンを落とさないようにいったん上方に分岐させる。
施工要領図の適切でない理由又は改善策を記述。
(1)ループ通気管図
(2)各個通気管図
(3)浴槽排水・オーバーフロー管図
(4)連合流しトラップ図
(5)代弁機排水横枝管接合図
(1)ループ通気管は排水横枝管に接続される最上流の器具排水管の下流直後から立ち上げ、最高位にあるあふれ縁よりも150o以上上方を横走りさせて通気立て管に接続する。
(2)各個通気管の通気立て管への接続位置は、器具のあふれ縁の150o以上上方とする。
(3)浴槽のオーバーフロー管は排水管と同様、トラップを介して排水横枝管に接続する。
(4)連合流しの排水トラップは1個とし、二重トラップを避ける。
(5)大便器の排水横枝管への接続は、通気を考慮して横枝管の横側から流水方向と45度以内の鋭角で接続する。
施工要領図を見て適切か否かを答え、不適切なものは理由を記述。
(1)屋上配管の貫通部処理
(2)ループ通気管
(3)ポンプ吸込管
(4)汚水配管接続
(5)台所流し台のトラップ
(1)屋上配管の貫通部処理は、つば付きスリーブを使用し、すき間をシーリング材でシーリングする。
(2)ループ通気管は、排水横枝管に接続する最上流の器具排水管が接続された下流直後から立ち上げ、その系統の最高位のあふれ縁よりも150o以上上方を横走りさせて通気立て管に接続する。
(3)ポンプ吸込み管は、ポンプに向かって上り勾配に配管し、空気だまりが生じないよう管の上部を直線的に配管する。
(4)排水横枝管を境に向き合わせで設置する大便器の汚水配管の接続は、両側から同時に流しても流水障害が生じないよう、互い違いに接続する。
(5)台所流し台のトラップは、専用の器具排水管を使用し、フレキシブルホースを丸めてトラップとしてはならない。
施工要領図を見て適切か否かを答え、不適切なものは理由を記述。
(1)ポンプ回りの配管
(2)飲料水高置タンク回りの配管
(3)排水タンクの構造
(4)雨水専用ますの構造
(5)汚水タンクへの流入管
(1)ポンプ回り配管は、防振継手を用いて施工する。
(2)飲料用高置タンクのオーバーフロー管に設ける排水口空間は、管径にかかわらず150o以上とする。
(3)排水槽の底部の勾配は、排水ピットに向かって1/15以上、1/10以下の勾配とする。
(4)雨水専用ますには、150o以上の泥ためを設けるる
(5)汚水槽への流入管は、排気を考慮して上部が開口されたT形のものを使用する。
現場巡回で気付いた事項について、適切か否かを答え、不適切なものは理由を記述。
(1)間接配管の配水管の管端部
(2)汚水排水槽の通気管
(3)屋外配管の保温外装
(4)排水配管の接続
(5)屋外設置機器のアンカーボルト、ナット
(1)間接排水では、排水管の管端を漏斗の縁の上部で開口し、一定の排水口空間を設ける。
(2)排水槽や湧水槽の通気管は連結せずに単独で大気中に立ち上げる。
(3)屋外配管の保温外装の鉄板巻きをはぜ掛けとし、はぜの位置は雨水が浸入せず、水滴がたまらないよう中心位置のやや下方として、下方に向けてはぜ巻きする。
(4)排水配管では、固形物が詰まらないように段差の出来るユニオン継手やフランジ継手を使用しない。
(5)屋外設置機器のアンカーボルト、ナットをステンレス鋼製等とする。
施工要領図を見て適切か否かを答え、不適切なものは理由を記述。
(1)塩化ビニルライニング鋼管のフランジ現場取付要領
(2)絶縁継手の取付(マクロセル腐食の防止)
(3)通気管取り出し
(4)消火ポンプ回りの配管要領
(5)高置タンク(上水・雑用水)回りの配管要領
(1)塩化ビニルライニング鋼管のフランジ現場取付では、切断部の塩化ビニル変質による鋼管腐食防止のため、工場加工品や重ね合わせ用つば付短管等を使用する。
(2)合成樹脂被覆鋼管の絶縁継手取付では、管の周囲を塩化ビニル製スリーブで覆う。
(3)器具排水管からの通気管取り出しでは、器具のあふれ縁の上方150o以上を横走りさせて通気立て管に接続する。
(4)消火ポンプ回りの配管は、ポンプ締切運転時の逃し配管、定格負荷運転時の性能試験用配管を設置する。
(5)高置タンクの上水、雑用水タンクの接合はクロスコネクションなので、禁止される。

施工要領図を見て適切か否かを答え、不適切なものは理由を記述。
(1)通気管の取り出し
(2)小便器洗浄配管(埋込型)
(3)ループ通気管の取り出し
(4)消火用スプリンクラーヘッドの位置(事務所建物(耐火建築物))
(5)貯湯槽への配管の接続
(1)通気管の排水横管からの取り出しは、空気が上方にたまることを考慮して、真上か、真上から45°上方に取り出す。
(2)埋込形小便器洗浄配管は、洗浄水が平均して流下するよう2段に振り分けて、直接器具に向かって流下しないよう配管する。
(3)ループ通気管の取り出し位置は、最上流の排水横枝管が接続された器具排水管の下流直後から立ち上げてあふれ縁の150o上方を横走りさせて通気立て管に接続する。
(4)耐火建築物の消火用スプリンクラーヘッドの位置は、ヘッドまでの水平距離が2.3m以下(閉鎖型)とする。
(5)貯湯槽への配管の接続は、熱供給側が上部から蒸気を供給し、下部から環水管を取り出す。熱交換側は、下部から給水管で給水し、上部から給湯管で湯を取り出す。