1級土木施工実地試験問題5(主に安全管理)

問題の内容 (参考)
16 (1)
 移動式クレーンの配置・据付に当たっての留意点を3つ記述。
(2)
 土止め支保工の部材の取付に当たっての留意点を2つ記述。
15 (1)
 足場設置後の点検時期または作業を開始する前に行う点検事項を3つ記述。
(2)
 型枠支保工の組立等の作業の安全に関する留意事項を2つ記述。
14 (1)
 足場、通路等からの転落による危険を防止するための措置を3つ記述。
(2)
 車両系建設機械の転倒または転落による労働者の危険を防止するための措置を2つ記述。
13 (1)
 機械掘削作業の危険防止の留意点3つを記述。
(2)
 土止め支保工作業主任者の職務2つを記述。
(1)
 @エンジンや荷重をかけたまま運転席を離れてはならない。
 A安全能力以上の使用や用途以外の使用は行わない。
 B付近の作業員に注意し、作業範囲内に作業員を入れない。
(2)
 @作業方法を決定し、作業を直接指揮する。
 A材料の欠品の有無や器具・工具を点検し、不良品を取り除く。
12 (1)
 高さ2m以上の作業場所で墜落事故防止対策として取る安全措置を3つ記述。
(2)
 労働者を雇い入れた時、作業内容を変更した時の安全又は衛生のための教育事項を3つ記述。
(1)
 @原則として作業床を設け、作業床を設けることができない場合は防網を張り、労働者に安全帯を使用させる。
 A作業を安全に行うために、必要な照度を確保する。
 B強風や大雨、降雪等の悪天候のために作業が危険な場合は、作業を中止する。
(2)
 @作業手順に関すること。
 A作業開始時の点検に関すること。
 B当該業務に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防に関すること。
11 (1)
 土止め支保工の、@取付部材の留意点、A点検時の留意点、B土止め支保工作業主任者の職務をそれぞれ1つずつ記述。
(2)
 車両系建設機械の安全に関する穴埋め問題5題。
(1)
 @圧縮材の継手は突き合わせ継手とする。
 A部材の損傷、変形、腐食、変位及び脱落の有無及び状態の確認。
 B13年の(2)のとおり。
(2)
(概要)車両系建設機械には「前照灯」を備えなければならない。車両系建設機械の運転について誘導員を置く時は、一定の「合図」を決め、誘導者に当該「合図」を行わせる。車両系建設機械は「1年」以内毎に1回、定期自主検査を行う。転倒、転落等による危険防止のため、荷卸しは「平たん」で堅固な場所で行う。転倒及びブーム、アーム等の作業装置の破壊による労働者の危険防止のため、「最大使用荷重」等を守らなければならい。
10 (1)
 工事前と工事中ののり面崩壊現象の発生のチェックポイントを3つ記述。
(2)
 足場の安全に関する穴埋め問題5題。
(1)
 @掘削面の勾配や高さ又は深さが規則で定める基準を満たしているかどうか確認する。A作業開始前や大雨、中震以上の地震の後は、浮き石や亀裂や湧水の状態等について点検する。B2m以上の掘削では、掘削作業主任者の指示のもと作業が行われていること。
(2)
(概要)新規に入場した労働者に対して、業務に関し事前に「教育」を行う。足場の構造及び材料に応じ、作業床の「最大積載荷重」を定め、かつ、これをこえて積載してはならない。高さ2m以上の場所で作業を行う場合、「墜落」により労働者に危険を及ぼすおそれがある時は作業床を設け、これが困難な時は防網を張り、労働者に「安全帯」を使用させる。「3m」以上の高所から物体を投下する時は、適当な投下設備を設け、監視人を置くなどの措置を講じる。
(1)
 与えられた条件から移動式クレーンの理論上転倒しないつり上げ最大荷重を求める。
(2)
 強風、大雨、地震、足場の組立一部解体等の後に実施する足場の点検事項を3つ記述。
(1)
 ヤジロベーの原理と同じで、荷をつり上げた場合の支点(ヤジロベーの場合の支点。この場合、クローラの先端部分)からつり上げ荷重までの水平距離×つり上げ荷重の値が、支点からクレーン重心位置までの水平距離×クレーン重量の値と等しくなることに注意する。与えられた条件から、実際にこの数値を代入して計算すれば算出できる。
(2)
 @床材の損傷や取付、掛け渡しの状態などについて点検する。
 A緊結材や緊結金具の損傷や腐食の状態を確認する。
 B手すり等の取り外しや脱落の状態等について確認する。
(1)
 移動式クレーンの配置、据付の安全に関する留意点3つを記述。
(2)
 足場通路等からの墜落防止のための措置3つを記述。
(1)
 13年の(1)の問題解説と同じ。
(2)
 @安全な作業床を設け、高さ75cm以上の手すりを設置する。
 A作業床の設置が困難な場合、防網を張り、作業員に安全帯を使用させる。
 B作業を安全に行うために、必要な照度を確保する。
(1)
 作業床に関する穴埋め問題5題。
(2)
 機械掘削作業の安全に関する留意事項3つを記述。
(1)
(概要)高さ「2m」以上の箇所での作業等では作業床を設置する。床材は十分な強度のものとし、床材の幅は「40cm」以上、床材間のすき間は「3cm」以下とし、転移又は脱落しないように支持物に「2箇所」以上取り付ける。足場板を長手方向に重ねる時は、支点間で重ね、重ねた部分の長さは「20cm」以上とする。
(2)
 13年の(1)の問題解説と同じ。
(1)
 くい抜機、くい打機の作業で、機械倒壊防止に関する穴埋め問題6題。
(2)
 @型枠支保工の組立作業、Aコンクリート打設作業での安全上の留意事項を3つずつ記述。
(1)
(概要)軟弱な地盤に据え付ける時は、脚部又は架台の「沈下」を防止するため、敷板、「敷角」等を使用する。施設、仮設物等に据え付ける時は、その耐力を「確認」し、「耐力」が不足している時はこれを補強する。バランスウェイトを用いて安定させる時は、バランスウェイトの「移動」を防止するため、これを「架台」に確実に取り付ける。
(2)
 @ア.型枠支保工作業主任者を選任し、作業方法、労働者の配置及び作業の指揮をさせる。イ.強風や大雨等の場合は、作業を行わない。ウ.継手は、突き合わせ又は差し込み継手とし、専用工具で緊結する。
 Aア.作業着手前に型枠の点検を行い、必要に応じて補修する。イ.作業手順を明確にし、型枠に偏圧が加わらないようにする。ウ.型枠に異常が認められた場合は、作業をいったん中止する。
(1)
 @土留板、A切ばり、B腹起しの取付上の留意事項をそれぞれ記述。
(2)
 移動式クレーンが転倒するおそれが生じる原因とそれに対応する対策を3つずつ記述。
(1)
 @土留め板は、掘削後すみやかにすき間のないように掘削土壁との間にはめ込む。
 A切ばりは、腹起しの間に取り付け、掘削壁が緩まないようにジャッキ等で堅固に締め付ける。
 B鋼矢板や土留杭等と切ばりの間等に取り付け、切ばりからの荷重を分散できるようにすき間がないように密着させる。
(2)
 @つり上げ荷重が重すぎる→所定のつり上げ荷重の範囲内で作業する。
 A地盤支持力が不足している→鉄板を敷くなどにより地盤強度を補強する。Bクレーンが不安定→アウトリガー及びストッパーを確実に固定する。
(1)
 @盛土、Aコンクリート、B路盤の支持力の3つについて、品質特性とそれを測定するための試験名をそれぞれ記述。
(2)
 データシートからχバー管理図の中心線、上方管理限界線、下方管理限界線を求める。
(1)
 11年の問題4の解説と同じ。
(2)
 11年の問題4の解説と同じ。
(1)
 ネットワーク図で、最小の費用で5日間短縮する場合の各作業の短縮可能日数及び短縮に要する最小金額を答える。
(2)
 高さ5m以上の足場の組立、解体、変更作業の際に講じなければならない措置を3つ記述。
(1)
 ネットワーク図自体は単純な図で出題されるので、まず、クリティカルパス上の作業を最小費用で5日間短縮する組合せを見つける。次に、短縮に伴って他のルートもクリティカルパスになる場合、最小費用となる組合せを検討する。
(2)
 @作業区域内には関係労働者以外の立ち入りを禁止する。
 A強風や大雨等の場合は、作業を中止する。
 B関係労働者には、予め作業の範囲、順序等について十分に周知徹底しておく。
(1)
 建設機械の危険防止の留意事項3つ記述。
(2)
 吊上げ荷重5tのクレーンが目通し2本吊りで60度の開き角度で4tの資材を吊上げた時、@ワイヤロープ1本当たりの張力、A巻上用ワイヤロープの張力、B巻上用ワイヤロープの切断荷重を求める。(吊り具やワイヤロープの自重は考慮せず、巻上用ワイヤロープの安全係数は6とする)
(1)
 13年の問題解説と同じ。
(2)
 @開き角度60度では、30度、60度、90度の直角三角形2つが内部に出来、その辺の長さは1:2:√3となる。√3の部分が巻き上げ用ワイヤロープから鉛直に下りる部分なので合計4tの荷重がかかるが、2つの直角三角形によって半分の2tに分散される。求めるのは2の割合の荷重部分なので、長さの比=重さの比 より、2:√3=χ:2となり、√3χ=2×2=4、よって√3=1.73より、χ=4÷1.73≒2.3t
 A巻上用ワイヤロープの張力は、ワイヤロープや吊り具の自重を考慮しなければ資材の重量4tそのものが張力としてかかる。
 B切断荷重は定格5tなので、安全係数6を乗じて30tとなる。
(1)
 悪天候、地震、作業構台組立後、作業開始前に作業構台について点検が必要な事項3つを記述。
(2)
 地下水位が高い軟弱地盤での土留工で安全管理上留意すべき事項3つ記述。
(1)
 @支柱やはり、床材等の損傷の有無、取り付け状態等について確認する。
 A水平つなぎ、筋かい等の補強材の取付状態等について確認する。@支柱の滑動や沈下状況等について確認する。
(2)
 @ボイリングやヒービング対策として、土留め壁の根入れ深さを深くする。
 A土留め壁の崩壊防止のため、火打ち等を補強したり、背面の土圧を掘削により軽減する。
 B地盤そのものを薬液注入等により補強する。