1級土木施工実地試験問題3(主にコンクリート関係)

問題の内容 (参考)
16 (1)
 コンクリートの現場内での運搬に関する文章の穴埋め問題5題。
(2)
 コンクリート構造物に必要な耐久性照査項目を2つ記述。
15 (1)
 コンクリートの打込みに当たっての留意点を3つ記述。
(2)
 コンクリートの締固めに用いる内部振動機の使用方法を2つ記述。
14 (1)
 レディミクストコンクリートの荷卸し地点における受入検査項目3つとその合格基準を記述。
(2)
 コンクリートのアルカリ骨材反応を防止・抑制する方策を2つ記述。
13 (1)
 コンクリート打継目の施工上の留意事項を3つ記述。
(2)
 コンクリートの養生に関する穴埋め問題5題。
(1)
 @せん断力の小さい場所を選び、圧縮力の方向と直角に打継ぐ。
 Aやむを得ずせん断力の大きい場所に打継目を設ける場合、鉄筋等で補強する。
 B旧コンクリートのレイタンスを十分に取り除き、吸水させてから打継ぐ。
(2)
(概要)寒中コンクリートは「凍結」に注意し、所要圧縮強度が得られるまで「5℃」以上に保ち、さらに2日間は「0℃以上」に保つ。暑中コンクリートは、打込み後「24時間」は湿潤状態とし、養生は少なくとも「5日間」以上行う。
12 (1)
 暑中コンクリートの施工に関する穴埋め問題5題。
(2)
 コンクリート構造物の締固め作業上の留意点3つを記述。
(1)
(概要)コンクリート打込み時の気温が「30℃」を超えると暑中コンクリートとしての性状が顕著となる。日平均気温「25℃」以上では暑中コンクリート施工の対策が必要。気温が高いと運搬中の「スランプ」の低下等の危険性が増す。暑中コンクリートは所定の強度及び「ワーカビリティ」が得られる範囲で単位水量、「単位セメント量」をできるだけ減らす。
(2)
 @内部振動機は下層のコンクリートに10cm程度挿入して振動締固めを行う。
 A内部振動機を引抜く際は、直角に徐々に引抜く。
 Bコンクリートを鉄筋周囲等に行き渡らせるため、打込み後十分に締固める。
11 (1)
 購入時に生産者と協議の上指定できる事項を5つ記述。
(2)
 ブリーディングの防止処理を3つ記述。
(1)
 @セメントの種類、A骨材の種類、B粗骨材の最大寸法、C骨材のアルカリ・シリカ反応性による区分、D混和材料の種類
(2)
 @単位水量をできるだけ減らしたり、AE剤等を使用する。
 A粗骨材の最大寸法を大きくして、単位水量を減らす。
 B打込み速度を遅く、一層当たりの打込み厚さを薄くする。
10 (1)
 コンクリートポンプでの施工に関する穴埋め問題5題。
(2)
 設計図に示されていない鉄筋の継手の施工の留意点3つを記述。
(1)
(概要)コンクリートポンプを使用する施工でも、所要の「ワーカビリティ」を有し、効果後に所定の品質を有する必要がある。圧送するコンクリートのスランプは、通常「5〜12cm」を標準とし、作業可能な範囲でできるだけ「小さく」する。輸送管の径や配管経路等は、コンクリートの種類や品質、「粗骨材の最大寸法」等を考慮して決定する。コンクリートポンプの種類や台数の選定は、コンクリートの種類、品質、輸送管の径、配管の水平換算距離、圧送負荷、吐出量、単位時間当たり打込量、「閉塞」に対する安全性等を考慮する。
(2)
 @継手位置は応力の小さい場所とし、継手を同一断面に集めない。
 A隣接する鉄筋とのあきや継手相互のあきは、粗骨材の最大寸法以上とする。
 B鉄筋継手の位置は、圧縮力に対して直角にする。
(1)
 寒中コンクリート及び暑中コンクリートの穴埋め問題5題。
(2)
 混和剤がコンクリートに及ぼす効果を3つ記述。
(1)
(概要)日平均気温が「4℃」以下の時は寒中コンクリートとし、コンクリート打込み時の温度は「5〜20℃」以内とする。日平均気温が「25℃」以上の時は暑中コンクリートとし、打込み時のコンクリート温度は「35℃」以内とし、打込みは「コールドジョイント」を作らないように迅速に行う。
(2)
 @AE剤はコンクリート中に空気を導入するため単位水量が減少し、ワーカビリティが改善される。
 A流動化剤は単位水量が減少し、流動性が高まるため、打設作業や締固め作業が容易になり、作業時間も短縮される。
 B防錆剤は、コンクリート中の海砂による鉄筋の錆の発生を防止できる。
(1)
 マスコンクリートの施工の穴埋め問題5題。
(2)
 レミコンの検査項目とその荷下し地点で満足しなければならない条件3つを記述。
(1)
(概要)広い面積でのコンクリート打込みでは、「コールドジョイント」を作らないように施工区間の面積、コンクリート供給能力、許容打継時間等を考慮する。打込み後の「沈下」ひび割れが「温度」ひび割れ発生の誘因となる場合があるので、「再振動」締固めやタンピング等を行う。養生は、コンクリート内部と表面部の温度差を小さくし、急激な「温度」変化が起こらないようにする。
(2)
 @スランプ:指定したスランプ値に対し、許容範囲内であること。
 A空気量:指定した空気量の±1.5%以内であること。
 B塩化物含有量:塩化物イオンが0.3kg/m3以内であるか、購入者の承認がある場合0.6kg/m3以内であること。
(1)
 ブリーディングを少なくするための処置を3つ記述。
(2)
 鉄筋のガス圧接の施工上の留意事項3つを記述。
(1)
 11年の問題と同じ。
(2)
 @圧接工は、JISで定められた有資格者とする。
 A降雪雨時は作業しない。強風時は有効に遮へいした場合を除き、作業を行わない。
 B軸心の食い違いは鉄筋径の1/5以下とする。
(1)
 レミコンの荷下し地点での検査の穴埋め問題7題。
(2)
 設計図書で@定められている位置及びA定められていない位置に設ける打継目の施工上の留意事項を2つずつ記述。
(1)
(概要)コンクリート強度試験の回数は、「150m3」につき1回とし、1回の試験結果の平均値は購入者の指定した呼び強度の「85%」以上とする。また、「3回」の試験結果の平均は購入者の指定した呼び強度の値以上とする。スランプが15cmの場合、スランプの許容差は「±2.5cm」、空気量は「4.5%」で、その許容差は「±1.5%」である。塩化物含有量は塩素イオン量で「0.3kg/m3」以下が原則である。
(2)
 @定められている位置:ア.旧コンクリートの打継面はレイタンスを取除き、清掃の上、十分吸水させる。イ.旧コンクリート上にモルタルを敷き、十分密着させて締固める。
 A定められていない位置:ア.施工計画で、打継目の位置や構造、施工方法等を決めておく。イ.打継目はせん断力の小さな位置に、圧縮力に対して直角に設ける。
(1)
 型枠と支保工の、@取外し時期と、Aその順序に関する留意点を記述。
(2)
 斜めシュートによる打設作業での材料分離の原因と対応策を2つずつ記述。
(1)
@時期:コンクリートの自重や施工に伴う荷重等に耐える強度になるまで取外さない。
A順序:最も自重や荷重等の負担が小さい箇所から取外し、負担の大きい箇所は最後に取外す。
(2)
 @シュート吐出口と打設面までの落下高さが大きすぎる。
  →打設面までの落下距離を1.5m以下とし、なるべくろうと管の下端部分を近づける。
 A斜めシュートの勾配が適切でない。
  →打設するコンクリートのスランプ等を考慮し、材料分離の生じない勾配とする。
(1)
 レミコンの荷下し地点で行う検査項目3つとその判定基準をそれぞれ記述。
(2)
 アルカリ骨材反応の抑制方法2つを記述。
(1)
 8年、6年の問題参照。
(2)
 @アルカリ骨材反応性試験において、無害と判断された骨材を使用する。
 A低アルカリ形セメントやアルカリ量の少ない混合セメントB種、C種を使用する。
(1)
 鉄筋組立完了後の検査で、鉄筋継手に関して確認すべき事項3項目を記述。
(2)
 AE剤の効果を3つ記述。
(1)
 10年の問題参照。
(2)
 @単位水量を減らし、ワーカビリティを改善する。
 Aブリーディングが減少する。
 B凍結融解による害が少なくなる。
(1)
 暑中コンクリートの施工上の留意事項3つを記述。
(2)
 生産者と協議して指定する事項とその品質管理試験名の組合せの問題3つ。
(1)
 @骨材は直射日光を避け、粗骨材には散水する。
 A打込み時の温度を35℃以下とし、練り混ぜ水は低い温度のものを使用する。
 B練り混ぜから打込み終了までの時間を1.5時間以内とする。
(2)
 @粗骨材の最大寸法→ふるい分け試験、
 Aスランプ→スランプ試験、
 B呼び強度→強度試験
(1)
 アルカリ骨材反応抑制対策を2つ記述。
(2)
 示された骨材を使用し、示方配合に従って、@水、Aセメント、B細骨材、C粗骨材の現場配合の値を求める。
(1)
 4年の問題を参照。
(2)
 5oふるいを通る骨材が細骨材、通らずにとどまるものが粗骨材なので、示された骨材の内容を見て現場配合における粗骨材と細骨材の値を計算で求める。注意点は、骨材に表面水量が示されていれば、その分を現場配合の水の値から減らすとともに、骨材の量に上乗せする必要があることである。