1級土木施工実地試験問題2(主に土木作業)

出題の内容 (参考)
16 (1)
 土量変化率の計算の穴埋め問題3題。
(2)
 切土法面勾配で標準法面勾配を適用できない地盤条件を2つ記述。
15 (1)
 土工工事の標準横断面図から@残土量、Aほぐし土量、Bバックホウの運転1時間あたり作業量を求める。
(2)
 @サンドマット工法、A深層混合処理工法 の概要又は特徴を記述。
14 (1)
 土量計算の穴埋め問題5題。
(2)
 @釜場排水工法、Aウェルポイント工法 の概要又は特徴を記述。
13 (1)
 土木工事が現場周辺の生活環境へ及ぼす可能性を3つ記述し、それぞれ対応策も記述。
(2)
 ボイリングとヒービングの地盤状態と現象を記述。
(1)
 @土木作業に伴う騒音・振動を抑えるため、低騒音・低振動の機械や作業方法を選定する。
 A降水時等の土砂流出を防止するため、盛土部分にシートをかけたり、沈殿地等を設ける。
 B周辺道路を汚さないようにするため、ダンプトラックにシートをかけるとともにタイヤの汚れを落とす。
(2)
 @ボイリング:砂質地盤で土留め矢板の下部から周辺地盤の圧力を受けて根切り底の砂や水が噴き上がる現象。
 Aヒービング:粘土質の地盤で土留め矢板の下部から周辺地盤の圧力を受けて根切り底の粘土地盤面がふくれ上がる現象。
12 (1)
 土量計算表から、@累加土量(不足土量)、A運搬土量、Bダンプの延べ台数を求める。
(2)
 軟弱地盤対策工法の、@沈下対策、A安定対策、B地震時対策の各項目を主目的とした対策工法名と対策工の効果をそれぞれ記述。
(1)
 土量計算表に慣れる必要がある。計算自体は学科試験での場合と同じ。
(2)
 @プレローディング工法:上載荷重により圧密沈下を促進する。
 Aバーチカルドレーン工法:排水処理により地盤を安定させる。
 Bバイブロフローテーション工法:砂と水で振動締固めを行い地震時の液状化現象を防止する。
11 (1)
 購入する地山土量及びダンプの積載土量、延べ台数を計算。
(2)
 構造物との接続部の舗装面に段差が生じた原因を2つと、段差をなくす対策3つを記述。
(1)
 学科試験で出題される土量変化率の計算と同じ。
(2)
原因:
 @接続部の締固めが不足していた。
 A接続部の埋戻し土が不良であった。
対策:
 @接続部の締固めを十分に行う。
 A埋戻しは良質な山砂、川砂等を使用する。
 B埋戻し量が均一化するよう注意する。
10 (1)
 普通地盤の基礎地盤の作業項目とその作業内容をそれぞれ3つずつ記述。
(2)
 盛土作業時の現場密度試験で規格値を満足しない測定値が出た場合の原因とその対策を3つずつ記述。
(1)
 @抜開除根:草木の根等をきれいに取り除く。
 A地盤の平坦化:地盤面を水平かつ平坦に仕上げる。
 B段切り作業:勾配1対4以上では、滑動防止のため段切りする。
(2)
原因:
 @施工含水比の不良:最適含水比に近づけるため、測定結果に応じ散水又はばっ気・乾燥等の処理を行う。
 A施工機械の不良:現場に適した施工機械を使用して所定の締固め度を確保する。
 B仕上がり厚さの不良:1層当たりの仕上がり厚さが20〜30cm程度となるように十分締め固める。
(1)
 与えられた条件からバックホウ運転1時間当たりの作業量(地山土量)を求める。
(2)
 軟弱層が浅く薄い地盤を無処理で低盛土道路を施工した際に使用開始後に路面に不陸が生じた場合、原因として考えられる要因3つを記述。
(1)
 学科試験の土量変化率の計算と基本的に同じ。
(2)
 @軟弱層自体に支持力のムラがあった。
 A道路交通による荷重が、当初の予測を上回った。
 B雨水流入等の周辺地形による影響を受けた。
(1)
 現位置試験5つ中3つ選び、試験結果から求められるものと試験結果の利用を記述。
(2)
 @表層混合処理工法、Aサンドドレーン工法、B石灰パイル工法のそれぞれの施工上の留意点を2つずつ記述。
(1)
 @標準貫入試験:N値・地盤支持力、地層の状態。
 A弾性波探査試験:弾性波速度・リッパビリティの判定。
 Bポータブルコーン貫入試験:コーン指数・トラフィカビリティの判定。
(2)
 @表層処理工法:ア.現場の土質に適した石灰・セメント等の混合材料を選択する。イ.混合に当たり、ムラが生じないようにする。
 Aサンドドレーン工法:ア.現場の土質に適した粒度の砂を選択する。イ.現場に適した間隔及び深さ・直径を確保して砂杭を形成する。
 B石灰パイル工法:ア.現場の土質に適した石灰の混合割合を確保する。イ.現場に適した間隔及び深さ・直径を確保する。
(1)
 片切り、片盛り、切土と盛土の接続部等で完成後段違いが生じる原因とその対策2つずつ記述。
(2)
 盛土の締固め作業を行う目的を2つ記述。
(1)
 @もともと強度が異なっていたため、完成後その違いが表面化した。→強度がなるべく一様になるよう接続部を特に入念に締固める。
 A切断面や接続面に沿って雨水が浸透した。→接続面等の雨水浸透防止のため、排水溝等を設ける。
(2)
 @締固めが十分でないと地盤の空隙が増え、雨水が浸透する結果、地盤強度の低下をもたらすため。
 A締固めが十分でないと地盤の空隙が増え、支持力が低下する結果、すべり破壊等を引き起こすため。
(1)
 @植生マット工と、A現場打ちコンクリート枠工の目的・特徴と施工上の留意点をそれぞれ記述。
(2)
 ウェルポイント工法の概要と特徴を記述。
(1)
 @植生マット工:目的・特徴:のり面の風化、浸食等防止のため植物を生育させる。→留意点:植物の生育を考慮し、施工時期を選定する。
 A現場打ちコンクリート枠工:目的・特徴:のり面はく落防止のため、のり面に鉄筋コンクリートの枠形を現場打ちする。→留意点:鉄筋コンクリートが長期安定するようアンカーを施工したり、排水処理する。
(2)
 現場付近にたくさんの地下水吸上げ用パイプを埋め込み、ポンプで吸上げる。
(1)
 植生工を2つ上げ、施工上の留意点をそれぞれ記述。
(2)
 @サンドマット工法と、Aサンドコンパクションパイル工法の主な管理項目を3つずつ記述。
(1)
 @植生マット工→6年を参照。
 A張芝工→のり面を平らにして肥料をまいてからのり面に芝を張る。
(2)
 @サンドマット工法:マットの厚さ、マットの粒度、原地盤の排水処理の有効性の確認など。
 Aサンドコンパクションパイル工法:砂の粒度、くいの長さや直径、くいの間隔など。
(1)
 @釜場排水工法、Aディープウェル工法(深井戸工法)、Bウェルポイント工法のそれぞれの概要を記述。
(2)
 盛土締固め管理の品質規定方式で、@乾燥密度で規定する方法と、A土の強度、変形特性で規定する方法について、内容を記述。
(1)
 @釜場排水工法:掘削現場よりも低い水だめ場を設けて、ポンプで汲上げる。
 Aディープウェル工法:文字通り掘削現場よりもさらに深い深井戸を掘り、ポンプで汲み上げて地下水位自体を低下させる。
 Bウェルポイント工法:6年の(2)と同じ。
(2)
 @乾燥密度で規定:発注者側で盛土が一定の締固め度(現場で締固めた土の乾燥密度÷基準乾燥密度)の値になるよう規定する方式。
 A強度、変形特性で規定:発注者側で盛土が一定の強度や変形特性(具体的には、CBR値やN値、K値など)を有しているように規定する方式。
(1)
 構造物との接続部の埋戻し及び盛土の施工での留意事項3つ記述。
(2)
 地表面が軟弱な場合の表層処理工法2つの概要記述。
(1)
 @山砂、川砂等の透水性が大きく圧縮性が小さい材料を選ぶ。
 A1層の仕上がり厚さを20〜30cm程度とする。
 B適切な施工機械を選定し、均一に締固める。
(2)
 @表層排水工法:表層部分や内部に排水溝を設ける。
 A敷砂工法:表層面に厚さ0.5〜1.2m位の砂をまき、排水路とする。
(1)
 基礎地盤処理の目的2つを記述。
(2)
 盛土材料の一般的性質を2つ記述。
(3)
 土の敷き均し、締固めの留意点2つを記述。
(1)
 @地盤を安定させて支持力を増加させる。
 A処理によって盛土と基礎地盤面との密着を図る。
(2)
 @水を透水しにくく、圧縮されにくいこと。
 A施工性が高く、締固め効果が大きいこと。
(3)
 @1層当たりの仕上り厚さが20〜30cm程度となるよう十分締固める。
 A最適含水比付近となるよう盛土材料を選定する。
(1)
 盛土のり面の施工上留意すべき事項3つ記述。
(2)
 標準横断面図を見て、@切土量、A盛土量、B運搬土量、Cダンプの延台数を答える。
(1)
 @土質や気候条件等を考慮し、適切な工法を採用する。
 A原地盤と盛土の接合部は強度が一様になるよう入念に締固める。
 B切断面等の雨水浸透防止のため、排水溝等を設ける。
(2)
 横断面図から地山土量を算出し、学科試験時の土量変化率の計算を行う。